今日は去年の2月から1年間継続して『食育指導』(表向きは、ね)を
してきた某会社の研修最後日でした。
その会社の副社長さんとご縁があって、
「太り気味のスタッフに食の大切さを分かってもらって、ウェイトコントロール
してもらいたい」という要望にお応えする形で、私のカウンセラーという立場
よりも養護教諭としての知識とか経験を生かしてレクチャーしたりすることの
多かった研修でした。
年5回の研修で、
“自分の体を知ることとダイエットについての正しい知識”
“ダイエットの基本と食事・運動”
“ウェイトコントロールのためには自分の内面を知ることも大切”
“計測結果のフィードバックと目標の再設定”
“計測結果の振り返りと食事・運動・生活の振り返り&今後の目標”
こんな感じのプログラムでした。
毎回メンバーの皆さんには研修前に会社で用意してもらった体組成計で
計測をしてもらって、そのデータを手元に置きながらお話ししました。
年間を通して、ホントに微妙な変化で半数が増、半数が減、という結果で、
研修の効果が目に見えて数値に現れなかったことは正直少し残念でした
が、皆さん若く、基礎疾患を抱えているわけもないため、モチベーションを
高め、維持するのがやっぱり大変だったんだろうな、と思います。
でも、ヘルスメーターに乗る習慣がついたとか、間食はサラダに変えるよう
にしたとか、意識の変化があったようで、それはとても嬉しかったです。
カウンセラーとしての知識も活用して、心身両面からのアプローチができ
たのは良かったなぁと思いますが、参加者のモチベーションを高めたり
維持したりできるようなプログラムの組み方を、この1年で考えられなか
ったことが心残り。
今後縁があったら、この反省も生かして、もう少し考えたいな…と思います。