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    実家の父の長兄が入院して、どうも容態が思わしくないという情報を
    姉から聞いていて、姉と相談し、父にその病院にお見舞いに一緒に
    連れて行ってもらうことにしました。
    父と私と姉と私の娘と4人。
    父の実家は山梨県。朝の8時半に出発し、お昼過ぎに病院に到着。
    伯父さんはベッドに横になり、いろんな管がつながっていました。
    父が最初に声をかけると、一瞬戸惑っていましたが、父だと分かった
    ような反応を返し、“うん、うん”とうなずいていました。
    そのあと私と姉が傍に行って、
    「お久しぶりです。会いに来ましたよ」と声をかけました。
    名前を伝えながら挨拶すると、やっぱり最初は戸惑った表情でしたが、
    そのうち“おー、おー”というような感じで返してくれました。
    父によると、前に病院に見舞ったときはまったく話ができる状態では
    なかったそうで、「今日はだいぶいいなぁ」と安心した顔で話していま
    した。
    それでも危険な状態に間違いはなさそうです。

    病院へのお見舞いの後、父のその他の兄弟への挨拶にも回りました。
    当然ですが、みんな高齢になり、身体のあちこちを患って療養している
    兄・姉も多く。本当に、お見舞いの旅になりました。
    翌日私も姉も仕事があったので、日帰りになった山梨への旅。
    娘が帰りの車の中で、「山梨に行ったっていう感じがしない」と呟いて
    いましたが、私もそのとおりだな、と。観光をしに行ったわけではない
    ので、仕方ないとは思いますが。
    でも、父の実家に足を運んだのは本当に久しぶりだったので、行って
    良かったと思います。
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